ホームページ制作を内製化するメリット・デメリット

ホームページ制作を内製化するメリット・デメリット

ホームページ制作の方法は、大きく内製と外注の2種類に分けられます。どちらもメリット・デメリットがありますが、内製する最大のメリットは対応スピードの早さです。ホームページ制作を内製化した場合、外注先とのコミュニケーションコストが発生しません。自社商品の特徴や業務内容、業界の動向などを説明する必要もないため制作がスムーズに進む可能性が高いです。また、外注では更新や修正などを早急に対応してもらいたいケースでも、他の案件との兼ね合いによっては後回しにされてしまう恐れがありますが、自社スタッフであればその心配はありません。 一方で、ホームページ制作に関する業務は多岐にわたるため、人的なリソース不足に陥る可能性があります。リソース不足に陥った場合、対応スピードは逆に遅くなってしまうので注意が必要です。リソース不足を補うために人材を確保すると言っても、ホームページ制作に関する業務をオールラウンドにこなせる人材を確保するのは簡単ではありません。加えて、内製化すると外部に支払う費用はありませんが、人材を採用したり教育したりすると結果として外注するよりも高額になることもあるので注意が必要です。

内製でのホームページ制作にはは大きく3種類の方法がある

ホームページ制作の方法は大きく内製と外注の2パターンがありますが、内製での制作方法はさらにHTMLやCSSで制作・CMSの活用・制作ツールの使用の3種類に分けられます。 HTMLとCSSを使った制作方法は、ゼロからコードを書いていくため、3種類の中で最も自由度が高い制作が可能です。一方で、HTMLやCSSだけでなくJavaScriptなどの言語やWEBデザインなどのスキルや知識も必要になるため、最もハードルが高い方法でもあります。 CMSとは、HTMLやCSSといった専門知識が無くてもホームページを作成・管理できるソフトウェアを指します。デザインのテンプレートも数多く用意されているので、誰でも簡単にホームページを作成可能です。しかし、HTMLやCSSを使った方法と比べてデザインや機能面の自由度は劣ります。また、CMSはオンライン上で利用するシステムなので、インターネット環境さえあれば場所を問わずに作業できますが、サイバー攻撃などのリスクもあるので注意が必要です。 ホームページ制作ツールは、CMS同様に専門的なスキルや知識を持たない方でも簡単にホームページ制作が可能なツールです。ドラッグ＆ドロップといった操作で簡単に制作できるのが魅力ですが、デザインの自由度が低く、独自ドメインが取得できなかったり別途費用がかかったりするといったデメリットがあります。